青森県は28日、県内で新たに28人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市では、児童福祉施設で新たにクラスター(感染者集団)が発生。28日感染発表の10歳未満の子どもや職員ら5人を含め、この施設では計6人の感染が判明している。市や県は検査対象者を把握しているなどとして、施設名を非公表とした。

 市によると、施設関係者26人の検査が終了しており、陽性の6人以外は陰性だったという。

 青森市の複合クラスター群のうち、青森慈恵会病院では、患者または職員ら計9人の感染が新たに判明。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「検査対象を広げ、新規の感染が確認されている。まだ調べていない病棟もあり、感染者が増える可能性はある」と話した。

 本町など5店のバーが連鎖しているクラスターでは、うち1店の利用者または従業員1人が陽性と分かった。県によると、青森慈恵会病院や「ゆきわり会」障害者施設も含めた7件のクラスター群の感染者は、関連を含め計247人(県外陽性2人)に拡大した。

 28日現在の入院患者数は71人。27日より2人減ったものの、確保病床193床に対する使用率は36.7%。感染状況を示す国の指標では、ステージ3(感染急増)相当の基準を上回る状況が続いている。

 28日の新規感染確認の保健所管内別内訳は、青森市24人、弘前2人、五所川原と東地方が1人ずつ。県内の感染確認累計は1531人となった。