太宰治が小山初代との心中未遂の後、井伏鱒二に宛てた誓約書。初代を小館に「一任」する旨が書かれている

 作家太宰治が1937(昭和12)年3月、当時内縁の妻だった小山初代と起こした心中未遂の直後に、師事していた井伏鱒二らに宛てた誓約書が残されていたことが5日、分かった。心中未遂は初代の不義が原因。覚書で太宰は初代のことを不義の相手に「一任」すると記している。太宰は初代と離別した後、職業作家としてさらに本格的に著述活動に入っていくことになるが、そのターニングポイントを記録した貴重な資料として注目される。

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