青森県は22日、県内で新たに32人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち23人が、青森市内のクラスター(感染者集団)と関連する陽性者。保健所管内別内訳は、青森市27人、弘前3人、八戸市と上十三が1人ずつ。県内の感染確認累計は1408人となった。

 青森市の本町地区4店のバー、「ゆきわり会」障害者施設、青森慈恵会病院が連鎖する6件のクラスター群では、うち2店のバーに関連し、既に陽性が判明している人の知人や同居人ら4人が新たに感染。一連のクラスター群の感染者は、関連も含め209人(県外確認1人)に上った。

 21日に発表された別の本町地区のバークラスターでは、店舗での感染者の職場関係者、同居人ら4人が新規感染。本町地区とは別の場所にある開業前の飲食店で発生したクラスターは、従業員ら3人と、その知人ら3人(うち1人は八戸市居住)の計6人が新たに陽性となった。クラブ「アンビシャス」のクラスターでも、利用客または従業員1人の感染が分かった。

 青森市の障害者施設クラスター(21日発生発表)では、利用者または職員7人と、関連する1人が陽性に。この施設では13人、関連も含めると14人の感染が確認されている。

 県によると、22日の入院者数は60人で、確保病床数193床に対する使用率は31.0%。入院や療養などを調整中の患者が63人いる。県新型コロナウイルス感染症対策監の泉谷和彦氏は「調整中の人たちは現状、軽症や無症状。宿泊施設や自宅での療養となれば、すぐ病床が逼迫(ひっぱく)することにはならない。ただ、入院者数が増えており、厳しい状況は続いている」との認識を示した。