記者会見で謝罪する小林化工の小林広幸社長(右)=16日午後、福井県あわら市

 福井県あわら市のジェネリック医薬品(後発薬)メーカー「小林化工」が爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分を混入させた問題で、同社が設置した外部有識者による調査委員会は16日「経営陣が、違法な製造を認識しながら放置したのが根本原因だ」と指摘する報告書を公表した。

 混入が発覚した昨年12月以降、調査委が関係者らに聞き取りなどをしていた。

 福井県は今年2月、医薬品医療機器法に基づき、製薬会社への行政処分としては過去最長となる116日間の業務停止命令を出した。

 同社によると、製品を服用した245人に意識障害などの健康被害が発生。38人が車などの運転中に事故に遭った。

(共同通信社)