青森県は15日、県内で新たに45人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市の「ゆきわり会」の障害者施設クラスター(感染者集団)で、利用者または職員29人の感染が判明した。1日の感染確認者としては、3月31日の81人に次いで、過去2番目に多い。県内の感染確認累計は1260人となった。

 県や青森市によると、障害者施設クラスターで陽性となった20~60代の男女29人はいずれも、これまで感染が発生したゆきわり会2施設の利用者または職員。

 施設では、最初の感染者発表があった3月30日に一度、大規模な検査を実施した。2週間が経過し、現在の感染状況を調べるため、一度陰性だった40~50人程度をあらためて検査。その結果、発症を受け検査した1人を含む29人の陽性が判明した。15日発表の感染者は、全員が軽症または無症状という。施設の感染者は計130人に上った。

 12、13日に発覚した二つの飲食店クラスターでは、青森市の20代男女2人ずつの計4人の感染が判明した。うち女性2人は、双方の店の利用客または従業員。関連して、五所川原保健所管内の20代女性と、青森市の10代(性別非公表)、30代男性の感染も確認された。

 15日は新規感染発表がなかった青森慈恵会病院のクラスターや、障害者施設、2飲食店で発生した青森市の一連のクラスター4件は、関連も含め感染者数が計169人となった。

 八戸市の小学校クラスターでは、児童とみられる10代(性別非公表)の感染が新たに確認された。さらに関連として、感染者の同居人など10歳未満(同)を含む3人の陽性も判明した。同クラスターの感染者は12人で、関連を含めると計20人となった。

 このほか、青森市の20代女性と弘前保健所管内の40代男性は、感染経路が分かっていない。15日の新規感染確認者の保健所管内別内訳は、青森市36人、八戸市4人、上十三3人、弘前と五所川原が1人ずつ。