青森県と八戸市は11日、同市の小学校で新型コロナウイルスの新たなクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。クラスター感染者は教職員ら6人で、関連2人を含めて計8人。児童の感染は確認されていない。検査対象者は教職員・児童ら約60人と感染者の同居人を合わせて百数十人に上る見込み。小学校クラスターは県内2例目。11日の県内の新規感染者は、このクラスターに関係する八戸市の4人のみ。感染者は累計1163人となった。

 同校では8~9日に50代女性と50代男性の感染が判明。職場関係者の検査を進めたところ、9日に40代男性、10日には50代女性2人と50代男性の3人が陽性と確認された。また、感染者の同居人2人の感染も分かった。八戸市によると、検査対象者のうち約30人の検査結果は判明している。

 同校は9日、臨時に休校し、さらに12日から23日までも臨時休校とする。市内の小学校はこれまで毎日の検温などの健康観察、マスク着用や手洗いの徹底、教室内の換気など感染防止対策を行ってきたという。

 11日、小林眞市長らとともに八戸市庁で会見した伊藤博章教育長は、新学期が始まった直後で「教職員と児童が接触する場面は限りなく少ない」と述べた。2週間の休校については「本格的な教育活動が始まる矢先で心が痛いが、児童の安全、安心を第一に考えた」と説明した。