65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種について、接種主体となる青森県内40市町村に接種開始時期や接種方法などを東奥日報が聞き取ったところ、20市町村が月内にも接種を始める計画を立てていることが分かった。接種方法については、個別接種と集団接種を組み合わせる形を主体とする市町村が半数を超えた。※県内高齢者ワクチン接種の市町村対応状況の表で、中泊町のコールセンターの電話番号「0173-57-9032」は正しくは「0173-57-9033」でした。同町の発表訂正です。

 接種開始時期などについては、9日までに40市町村のワクチン接種担当者から回答を得た。

 接種が最も早いのは青森市とむつ市の12日。両市には既にワクチンが届いており、ともに高齢者施設で最初の接種を行う。12日の週にワクチンが届く弘前市と南部町は、その週のうちに接種を始める計画だ。

 12日の週にワクチンが届く市町村の中では、五所川原、十和田、三沢、平川、風間浦、田子が19日の週に接種を行う予定を示した。19日の週にワクチンが届く階上は23日から始める-とした。また八戸、黒石、つがる、三戸の4市町は「4月下旬」としており、予定通り進めば、10市は月内に接種が始まることになる。

 深浦、鶴田は「26日」と回答。このほか開始時期に幅を持たせた外ケ浜、中泊、六ケ所までが月内に接種開始の可能性がある。

 残る県内20町村は、いずれも5月から接種を行う。藤崎は大型連休中の3日に接種を始めるとした。大型連休後に再び本格化し、中旬には全市町村が接種を始めることになる見通しだ。

 4月に接種を始める見通しの20市町村のうち、17市町村は19日の週までにワクチンが届く予定で、到着後、間を置かずに接種を始める準備が整いつつある状況が分かった。既にワクチンが届いた青森、むつ両市以外は、県によると、12日の週と19日の週にそれぞれ10市町村に、26日の週には全40市町村に届けられる。

 一方、接種方法については、個別接種や集団接種を受けられない施設入所者や住民の元に出向く「巡回接種」を行う市町村も多い。また、感染すると重症化リスクの高い高齢者施設の入所者や、施設職員への接種を、個別接種や集団接種に優先して行うとした市町村は少なくとも22に上った。