青森県は9日、県内で新たに13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち4人の感染経路は不明。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「毎日のように新規陽性者が2桁となり、厳しい状況が続いている。(経路不明の)新規系統が絶えず出ており、市中で感染がある程度広まっている可能性はある」と話した。新規感染者が2桁となるのは4日連続。

 八戸市の50代男女の2人は同じ職場に勤務しているが、いずれも感染経路は不明。青森市の40代男性と20代男性の2人も、それぞれ感染経路が分かっていない。

 既に発生しているクラスター(感染者集団)では、3件で関連する感染が発生した。

 青森市の「ゆきわり会」の障害者施設クラスターでは、職員の同市20代女性2人が陽性となった。うち1人の知人(同市30代男性)の感染も確認された。県によると、職員1人とその知人の感染経路は、感染が発生した2施設とは別系統の可能性があり、調査を続けている。同施設クラスターの感染者は92人、関連も含め計97人に増えた。

 上十三管内の趣味の場で発生したクラスター関連では、趣味仲間の知人3人(上十三の40~70代男女)の陽性が判明。このクラスターでは本体で5人、関連含め12人の感染を確認している。

 東郡の介護施設クラスターでも、利用者または職員の同居人1人(東地方60代男性)が新たに陽性。複合する青森市の不動産事業所クラスターと合わせて、関連する感染者は27人。

 9日の新規感染者の保健所管内別内訳は、青森市6人、上十三3人、八戸市2人、弘前と東地方が1人ずつ。感染確認の累計は、1144人。