青森県黒石市は8日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者(65歳以上)向け接種について、高齢者施設入所者を優先し、4月下旬から始める方針を明らかにした。利用者以外の高齢者の接種は5月にも開始する予定で、最初は75歳以上、次に65~74歳と段階的に実施する。

 8日、集団接種会場となる黒石公民館多目的ホールで模擬訓練を実施し、高樋憲市長がスケジュールを示した。同市には19日の週に1箱、26日の週に1箱のワクチンが配分されることが決まっており、初回の分はワクチン接種に携わる医療従事者にも充てる。

 市によると1月1日時点の全接種対象者(16歳以上)は約2万9400人。対象となる施設利用者は約200人で、利用者を含めて75歳以上は約5900人、65~74歳は約5600人となっている。入所者の接種は、施設の嘱託医らの協力を得て行う。

 市は集団接種と、市内医療機関10カ所程度での個別接種を併用。ともに事前予約制で、今後郵送する接種券が到着した後に、市が開設したコールセンター(電話0172-88-6395)に電話予約する必要がある。