新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設を運営する社会福祉法人「ゆきわり会」の理事長・関良県議が8日、取材に応じ、「クラスターを早く収束させるとともに、施設内の感染防止対策を強化していく」と述べた。

 関氏は同日、県議会総務企画危機管理常任委員会の組織会に出席した。連日オンラインで、ゆきわり会職員らと感染防止対策について協議しているという。

 関氏はウイルスの侵入経路については不明とし、「感染対策を徹底していたが、障害の程度が重いとマスクできない利用者もおり、あっという間に広がってしまった。お騒がせしている」と陳謝。「職員は疲弊しながら頑張っている。行政の指導の下、早く収束させ、施設内の体制を整えていく」と語った。

 同会のクラスターの感染者数は8日現在、利用者56人、職員34人の計90人。関連を含めると94人に上る。関氏によると、感染した利用者のほとんどが無症状で、ゆきわり会の施設内で療養している。外部との接触を絶っており、利用者から感染が広がることはないとした。