青森県は8日、県内で新たに12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所管内別に、青森市6人、八戸市4人、上十三と東地方が1人ずつ。既に発生しているクラスター(感染者集団)のうち4件で、関連する感染が判明した。県内の感染確認累計は1131人。

 青森市の「ゆきわり会」の障害者施設クラスターでは、職員2人(青森市20代女性、同市30代男性)の陽性が判明。既に感染が確認されている利用者または職員の同居人1人(同市20代女性)が、二次感染していることも確認された。このクラスターの感染者は90人、関連を含めると94人に拡大した。

 同市の運動施設のクラスターでも、既に感染した利用者または従業員の知人1人(同市50代女性)が、新たに陽性。関連も含めると、これまでに6人の感染が確認されている。

 八戸市の教育保育施設クラスターは、施設の利用者または職員の1人(同市20代女性)が陽性となった。さらに、同市の10代2人(性別非公表)ら関連する4人の感染も判明。同施設クラスター本体の感染者は16人、関連を含めると計27人に上っている。

 東郡の介護施設クラスター関連でも、東地方保健所管内50代女性の陽性が確認された。3月23日に感染発表があった施設利用者または職員の同居人。複合する青森市の不動産事業所クラスターと合わせて、クラスター2件の感染者数は関連も含め計26人となった。

 県内の新型コロナ患者の入院者数は、前日から9人増え52人。県の担当者は「病床は今すぐ逼迫(ひっぱく)という形ではないが、病床使用率は国のステージ3(感染急増)の基準に近づいてきている。そのほかの指標も含めてモニタリングしながら、今後の対応を検討していきたい」と話した。