青森県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は7日、新型コロナウイルス感染症に関する県の記者会見で、県内の感染状況が、県が3月に公表したガイドラインでイベント中止を判断する基準に達していないのか-と見解を問われ、「私見では厳しい状況にある」との認識を示した。

 ガイドラインでは感染状況に応じて5段階のレベルを設定。県内で「複数圏域でクラスター発生」、県外で「感染が継続的に拡大」をレベル4とし、これ以上を「中止」の判断基準の目安としている。

 県内では、1日以降だけでも青森市、八戸市、上十三の3保健所管内で新規のクラスターが発生している。

 大西氏は「圏域ごとの判断もあるので一律には言えないが、決してイベントは推奨される状況にはないし、それが強まっている」と述べた。感染経路追跡についても「今は日々厳しくなっている。なかなか追い切れない状況も起こっている」との見方を示した。

 三村申吾知事は2日の定例会見で、イベント開催に関して「系統ごとには(感染が)広がらないための疫学調査ができている。ガイドラインを守って適切に行われる方向としたい」と述べていた。