青森県は25日、新たに12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。弘前保健所管内が10代5人と30代女性の計6人、青森市3人、五所川原、上十三、東地方管内が各1人。このうち弘前管内の10代1人と五所川原管内の30代女性は、青森市のタイ料理店や事業所など計4件が複合したクラスター(感染者集団)に関係する。4件複合の感染者は関連を含め計54人となった。

 県内の感染確認の累計は921人。

 五所川原管内の女性は、計4件のうちの保険会社のクラスターに含まれる従業員。16日から咽頭痛の症状があり、職場の陽性者の濃厚接触者として検査も受けていたが、18日の段階では陰性だった。その後も症状が続いたことから再検査を受け、25日に陽性と判明した。同社の感染者は青森、黒石、五所川原の3事業所で計7人に増えた。

 新規感染者12人のうち、新たな経路不明者は東地方管内の20代女性、上十三管内の30代男性の2人。それぞれ頭痛、発熱などの症状があり、医療機関を受診して陽性と分かった。日本原燃(六ケ所村)によると、男性は同社の社員。

 このほか弘前管内の別の10代4人と30代女性、青森市の30~70代男女3人は、いずれもクラスター以外で既に感染が確認された人たちの濃厚接触者。弘前管内30代女性は、同居する60代男女の感染が23~24日に判明して検査を受け、陽性と分かった。

 クラスター関連1人を除く10代4人について県健康福祉部の担当者は「全員が同じ場所で接触があったという情報は確認されていない」としている。4人の接点の有無や新たなクラスターとなる可能性については明確に答えなかった。

 青森市の30代女性は、同居する40代男性が19日に陽性と判明し、検査。20日の段階では陰性だったが、23日に鼻づまりなどの症状が出て、再検査で陽性と判明した。30代男性は、23日に感染が確認された別の30代男性の職場関係者。70代男性は、23日に陽性と判明した70代女性の知人。

 市保健所は25日現在、3人の知人や同居人ら15人を含む計23人の検査を進めている。