65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、青森市は12日、医師が常駐して健康観察を行える環境にある介護老人保健施設で先行して実施する方針を示した。4月12日以降の接種開始を目指して準備を進めるが、実施施設は現時点で調整中となっている。

 市議会予算特別委員会で、中村節雄議員(自由民主党)の質問に答えた。

 高齢者対象のワクチン接種については、県が11日、4月5日以降に国から届く最初の2箱を、青森市とむつ市に1箱(975人分)ずつ配分することを発表。

 これを受け、青森市はクラスター(感染者集団)発生の防止、重症化リスクの大きさなどを踏まえ、常勤医が常時健康観察を行うことができる環境にある介護老人保健施設での接種を先行して進めることとした。

 同市に介護老人保健施設は12あるが、市側は具体的な実施施設名について「施設と相談させていただき、調整を進める」と述べるにとどめた。