八戸市立市民病院の医療従事者を対象に始まった優先接種で、看護師にワクチンを接種する今院長(左)

 青森県内で8日、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への優先接種が始まった。皮切りとなった八戸市立市民病院は10日までの3日間、同病院勤務の医師、看護師、技師を対象に各日約200人、計約600人に接種を行う。

 同病院は2階講堂に会場を設け、午後1時15分から接種を開始。医師、看護師らが受付で予診票を提出し、問診を受けた後、米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。接種後は副反応がないかを確認するため、会場内の椅子に座って15分以上待機した。同日午後5時の時点で、重篤な副反応は確認されていない。2回目の接種に使うワクチンは22日に始まる週に届く予定という。

 接種を受けた救命救急センターの山端裕貴医師は「注射針が刺さった時に痛みを感じたが、その後は全然痛くない。ワクチン接種が感染収束のきっかけになれば」と話した。今明秀院長は優先接種について、「病院として集団で免疫をつけることになり、新型コロナウイルスと闘う医療者や来院する患者の味方になると思う。供給されたワクチンを上手に注射して、混乱のないように進めたい」と語った。