新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、平川市は2日、65歳以上の高齢者接種について、市内3カ所での集団接種と、8医療機関にも協力を求める個別接種との併用で対応する方針を明らかにした。同日、碇ケ関公民館で集団接種の模擬訓練も行った。

 市子育て健康課によると市内の高齢者は約1万600人で、約8割が接種できる体制を整える。当初、集団接種での対応を想定していたが、会場までの移動が難しい市民もいることなどを踏まえた。集団接種会場は平賀地区がひらかわドリームアリーナ、尾上地区が尾上地域福祉センター、碇ケ関地区が碇ケ関公民館。

 訓練には碇ケ関診療所関係者や保健協力員、市職員ら約40人が参加。円滑な接種に向け、受け付けから問診、接種、健康観察までの一連の人の動きや所要時間などを確認した。予診票の未記入や車いす利用者の接種などのケースも想定した。

 訓練後、長尾忠行市長は「事前問診で、予診票を書いてこなかった人が続くと流れが滞るなど課題も見えた。今後も訓練を重ね、本番でスムーズに接種できれば」と話した。

 市は3月下旬、平賀地区でも訓練を行う予定。15日にはコールセンターを開設し、市民からの相談体制を整える。