子どもたちは10月下旬、池田さんと共に同美術館のアート作品を見て、自由に物語を考えました。その物語に沿(そ)って衣装(いしょう)を作り、動きも付けるなど、みんなで協力して撮影しました。
展覧(てんらん)会場の「14−54」では11月26日、写真や物語を子どもたちが紹介(しょうかい)する「ギャラリートーク」が開かれました。アート広場の女の子とかけっこしたり、犬を怒(おこ)らせてかまれちゃったり、宇宙人(うちゅうじん)がやってきたり…。楽しいお話もいっぱいです。
発表を終えた立崎亜子(たちざきあこ)さん(12)は「美術館の作品を一つ一つじっくり見たのは初めて。次は家族と一緒に作品を見たい」、福井拓真(ふくいたくま)君(12)は「大人になったら池田さんのようなことをやりたい。写真家になって、いろいろな人に自分が撮(と)った面白(おもしろ)い写真みせるのもいいなあ」と話していました。
※「14−54」は十和田市稲生町14の54。開館は12月23日までの土、日曜(平日の開館日は不定、月曜休み)。入場無料。問い合わせは十和田奥入瀬(おいらせ)プロジェクト事務局(じむきょく)(電話0176-20-1127)へ。