青森県は26日、弘前保健所管内で新たに2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも同管内に住む50代女性で、大規模クラスター(感染者集団)となった「黒石あけぼの病院」(黒石市)の職員。病院関係の感染者は計64人(職員24人、入院患者27人、関連13人)、県内の感染確認の累計は816人となった。

 新たに感染が分かった女性職員2人は、感染した入院患者のケアに当たっていた。2人とも11~12日の最初の検査では陰性だったが、それぞれ21、22日に発症。再検査で25日に陽性と判明した。感染患者以外には接していないため、一般の入院患者への感染リスクはないという。軽症で入院など調整中。

 病院クラスターは10日に判明した後、17~22日は新たな感染が確認されなかったが、最近は23、25日に各1人、26日にも2人と職員が再検査で陽性となるケースが相次いでいる。26日現在、約10人の職員らが再度の検査を受けている。

 クラスターは職員と患者の1次感染者だけで50人超となり、昨年10月に弘前市で発生した飲食店クラスターに次ぐ規模となった。

 一方、県と八戸市は26日、県外在住の30代男性2人が仕事関係で八戸市に滞在中、陽性と確認されたと発表した。2人は八戸滞在中の22日、自主的に関東の医療機関に検体を送付し、25日に陽性と判明。関東の保健所に発生届が出されたため、県内確認の感染者にはカウントされていない。

 2人は職場の同僚で、15日に関東から八戸市に移動。県内にいる濃厚接触者は、同市内の職場関係者ら十数人で、市保健所が検査を進めている。不特定多数と接する仕事ではないという。