無投票で初当選を決め万歳三唱する倉光氏(右)。左は妻一恵さん=21日午後5時7分、つがる市木造朝日の事務所

 任期満了に伴うつがる市長選は21日告示され、無所属新人で前副市長の倉光弘昭氏(64)=自民党推薦=がただ1人立候補し、無投票で初当選を果たした。2005年に市誕生以来、市長選は一度も選挙戦になっておらず、無投票は今回で5回連続となった。

 倉光氏は同市木造朝日の選挙事務所で出陣式を行った後、同市木造有楽町の長谷川食品店前で第一声を上げた。農業振興や人口減対策に注力するとし、「つがる市を良くしたいとの思いで立候補を決意した。一歩一歩着実に精いっぱい頑張る」と支持を訴えた。応援に福島弘芳市長、自民党の木村次郎衆院議員や三橋一三県議、市議らが駆け付けた。その後、森田、柏、稲垣、車力の各地区4カ所で街頭演説を行った。

 無投票当選が決まった直後の午後5時2分、倉光氏が事務所に現れると、約120人の支持者が大きな拍手で祝福した。倉光氏は「ほっとしたと同時に責任の重さを感じる。市民のために全力を尽くす」と決意を披露。無投票当選については「投票、無投票いずれにしても市民の信任の結果だと受け取らないと市民のためには汗を流せないし、市民の幸せのために動けない」と語った。

 倉光氏は福島市長の引退表明を受け昨年12月、出馬を表明した。後援会は福島氏のこれまでの組織を基本的に移行させて設立。市議18人全員の支持を受け、盤石な選挙態勢を築いた。

 市選挙管理委員会は3月1日、倉光氏に当選証書を交付する。同氏の任期は3月13日から4年間。