青森県は31日、新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち、八戸市の50~70代女性の2人と、三戸地方保健所管内20代女性の計3人は、趣味の場を共有するような同市の民間施設の利用者または施設従事者。既に感染が確認された同市の60~70代女性2人も同じ施設にいたことが判明し、県と八戸市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。クラスターは関連を含め計6人。

 ほかの新規患者は五所川原管内の80代以上男性と、八戸市の60代女性2人。県内の感染確認は累計717人となった。

 県と八戸市によると、施設クラスターの新規3人は、26~29日に感染が確認された同市の60代女性、70代女性と接触があった。具体的な活動内容の説明はなかったが、施設利用時にマスクを着けていなかった人もおり、施設内で感染が広がった可能性があるという。施設の関係者ら約20人を検査した結果、新規3人以外は陰性。市はこの3人の接触者を数十人とみて今後検査する。

 この施設は28、29日に休業して消毒を行い30日から再開した。民間会員制施設で利用者を追跡でき、不特定多数の人が利用する施設でもないとして、市などは施設名を非公表とした。

 このほか、八戸市の60代女性2人は、三戸地方管内の入居型介護施設で起きたクラスターに含まれる施設関係者で、クラスターは関連を含め計11人となった。五所川原管内の80代以上男性は、29日に陽性が判明した同管内40代男性の同居人。

 また、青森市で起きた2例目の高校クラスターに関連する関係者の検査状況について31日、県と市から新たな発表はなかった。