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奥手の八幡坂から五戸高校前まで続く、通称「八幡通り」の桜並木=地図(1)

 出発点は同校裏の八幡宮。八幡坂から同校前を通る「八幡通り」はかつて、観桜会が開かれ、花見の名所として親しまれた。一度朽ちたが、1998年に苗木70本が植樹され、春には再び桜並木が生徒や住民の目を楽しませている。

 近くで草刈り中の女性(65)と出会った。同校卒業生と言う。「花見会場からにぎやかな歌声が聞こえると、ソワソワしちゃって。授業どころではなかった」と懐かしむ。

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得意のポーズを取る江渡幼稚園の園児たち=地図(2)

 通りを進むと、子どもらの歓声が響き渡る。創立40年の江渡幼稚園は新入園児を迎えたばかり。園庭で遊具や駆けっこなどを思い思いに楽しんでいる。「ジャングルジムは怖くないよ。大きくなったら仮面ライダーになるんだもん」。年長の塩月拓翔(たくと)ちゃん(5)は、得意のポーズで「ヤーッ」。

 園の向かいには創業105年の菊駒酒造の工場がある。豊川一人さん(39)が瓶詰め前に酒瓶を洗っていた。この日は720ミリリットル瓶を1200本。「きょうみたいに天気がいいと、作業もはかどる」と汗をぬぐう。

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木を使ったアクセサリーや雑貨などを手掛ける三浦孝之さん=地図(3)

 突き当たりを右に折れ、川原町のメーンストリートを歩くと、古材を生かした家具や雑貨を製造・販売する「laula(ラウ・ラ)」に出合う。笑顔がすてきな店主の三浦孝之さん(40)は祖父が宮大工、父は建具屋。癒やし感あふれるハワイアン風の店内で「心地いい生活のためのパーツや、空気感を売っています」。

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105年の伝統を引き継ぐ菊駒酒造の三浦弘文さん=地図(4)

 通りをUターンすると菊駒酒造の事務所がどっしり構える。事務所内の色紙には「酒造一念 銘柄萬年」の文字。三浦弘文社長(34)は「家訓ですかね。酒造りの長い歴史の中で私らは中継ぎでしかない。しっかりとした酒を造って次の世代につなげたい」ときっぱり。