▼465歩
写真
水虎様(かっぱ神)がまつられている実相寺本堂の厨子。間宮住職が案内してくれた=地図(2)

 佐野商店の角を左に曲がると開びゃく400年の日蓮宗実相寺に出合う。水虎(すいこ)様(かっぱ神)の像を本堂にまつっている。「ここは子どもの水難が多い土地だった。1866(慶応2)年、当時の住職が子どもを守ろうと水虎様をまつった」と現住職の間宮康文さん(72)がいきさつを説明してくれた。

 駅前通りに戻り、中心街の北端、古田川(こでんがわ)のほとりにある「かっぱ広場」に向かう。途中、大正ロマン建築の旧高谷銀行前を通る。明治、大正時代、この地方唯一の金融機関で繁盛したが、昭和の大恐慌のあおりで倒産した。

 太宰治が小説「津軽」で「木造はコモヒ(こみせ)の町である」と記している千代町商店街のアーケードを抜ける。この辺りは、かつてのにぎわいを感じさせる。

▼1477歩
写真
古田川のほとりにあるかっぱ広場=地図(3)

 「かっぱ広場」に到着。高校生ガイドの加藤奈那さん、浜谷美津季さん(ともに2年)は「そばに夫婦の水虎様をまつるほこらがあったことに由来しています」と解説してくれた。そこから進路を西へ取り、田んぼの広がる市道に出たら南へ。

▼2020歩
写真
縄文住居資料展示館カルコ。縄文人の生活風景を紹介する展示の前で解説する田中さん=地図(4)

 しばらく歩くと「カルコ」に出合う。正式名称は縄文住居資料展示館。世界遺産登録を目指す亀ケ岡遺跡や田小屋野貝塚をはじめ、市内82カ所ある縄文遺跡から出土した資料を展示している。「最近は九州からも来場者がある」と、管理人を務めるNPO法人つがる縄文の会の田中誠さん(74)が教えてくれた。

 東に向かい、古田川を越えて右折。1972年まで木造高校があった銀杏ケ丘公園、現在の木造高校へと歩き、つがる市最大のイベント「馬市まつり」発祥の地十和田神社へ。

▼4026歩
写真
春の駅からハイキングで誕生した「しゃこちゃんケーキ」と當麻シェフ=地図(5)

 十和田神社の近くの「たいま和洋菓子店」で、けっぱれんじゃー別動隊の生徒らが考案した「しゃこちゃんケーキ」をお土産に買う。同店の當麻順悦シェフ(42)は「おかげで一番の人気メニューができました」と笑顔で語った。

 木造駅に戻ると歩数は計4573歩。メタボ腹のウエストがちょっぴり絞れたような気がした。