米軍三沢基地は22日、基地内で新たに軍関係者3人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと公表した。同基地では初めて感染経路が不明の事案となった。米軍は濃厚接触者10人を、健康観察のため行動制限下に置いている。

 米軍三沢基地司令官は、同基地の隊員はじめ関係者全員に、新たな行動制限措置を25日深夜まで発令した。基地内外での飲食を禁止し、食事は持ち帰りのみとするほか、不要不急の行事は中止する。

 米軍や三沢市によると、感染者3人のうち1人がコロナ特有の症状を訴え、検査で陽性反応が確認された。さらに濃厚接触者2人も検査で感染が分かった。3人は基地内に隔離されている。現時点での基地内の感染者は9人。

 米軍は日本に到着した関係者に14日間の行動制限を義務付けているが、今回の感染者や濃厚接触者が基地の外に出たかどうかについて、米軍三沢基地は「公表していない」という。

 三沢市の小桧山吉紀市長は「非常に残念」「チャーター機等による移動者の感染とは異なり感染経路が不明だが、速やかな対応が図られていると考える」とコメントした。