7月7日が近づき、七夕(たなばた)飾(かざ)りを各地で目にします。青森市荒川の県総合(そうごう)社会教育センター1階にも、大きな七夕飾りが6月上旬(じょうじゅん)に登場。いろんな願い事の短冊(たんざく)がつるされ、数が増(ふ)え続けています。皆(みな)さんも県内のどこかで七夕飾りを見つけたら、お願いをしてみてはいかが。
同センターでは、短冊やペンなどを用意していて、来館者が思い思いに願い事を書いています。「○○に合格(ごうかく)できますように」「百点とりたい」「全国優勝(ゆうしょう)」など、試験や就職(しゅうしょく)、試合を控(ひか)えた人の願いが目立ちます。
「宇宙(うちゅう)飛行士になれますように」「アイスやさんになりたいです?」「デビューする」など、将来(しょうらい)の夢(ゆめ)もたくさん。テロや貧困(ひんこん)の拡大(かくだい)といった世界の問題を受けて、子どもたちが苦しまず喜べるような世界を−と願うものもありました。
6月24日にセンターを訪(おとず)れた青森市の猪股(いのまた)夏帆(かほ)さん(9)は「陸上競技(きょうぎ)大会での活躍(かつやく)を祈(いの)りました」、妹の祐衣(ゆい)さん(8)は「家族みんなの健康を祈りました」。同市の澤谷(さわや)心々瞳(ここみ)さん(7)は「幼稚園(ようちえん)の先生になりたい」という夢を書きました。
短冊は、7月7日までつるせます。同センターの大鷹(おおたか)依子(よりこ)さんは「夢が詰(つ)まっていて、読むと楽しくなります」と話しています。