決勝戦を終え、感想戦を行う中川五段(右)と北畠五段

 将棋の第56期県王将戦(青森県将棋連盟、東奥日報社、東奥日報文化財団主催)は17日、青森市の日本将棋連盟青森支部道場で決勝トーナメントが行われ、中川滉生五段(八戸市)が2年ぶり2回目の優勝を果たした。

 決勝トーナメントには10日の予選を勝ち上がった8人が出場した。中川五段は初戦で飯田巧五段(青森市)、準決勝で三浦行五段(弘前市)を破り決勝に進出した。

 北畠悟五段(つがる市)との決勝は、先手中川五段が四間飛車、北畠五段が居飛車穴熊の戦型となり、中盤まで北畠五段のペースで進んだ。中川五段は終盤、相手が攻めあぐねた隙を突いて攻勢に転じ優位に立つと、その後は丁寧な指し回しを見せ押し切った。

 中川五段は東北六県将棋大会(7月・岩手県)の県代表選抜戦出場権を獲得。「自分が力を出しやすい形で指すことができた。久しぶりの県大会で結果を残せてよかった。六県大会に出られるよう頑張りたい」と話した。