青森県は15日、新たに15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。保健所別に青森市8人(1人は関東在住)、弘前4人、八戸市と三戸地方、五所川原が各1人。このうち青森市3人(10代2人と30代男性)はクラスター(感染者集団)が発生した市内高校の生徒と教職員で、ほか青森市4人(10~40代男女)と弘前管内40代女性、五所川原管内50代男性の計6人も関連する感染者。この学校クラスターは3人増の24人、関連を含めると計34人に拡大した。

 県内の感染確認の累計は622人となった。

 青森市8人のうち学校クラスターに関係する新規7人は、10代3人と学校の教職員ら20~40代の男女4人(関東在住20代男性含む)。関連する検査は15日までに約100人を終え、約70人は陰性だった。さらに約80人を検査している。

 今後の感染拡大の懸念について市は、感染者の関係者を把握しているため広がりは限定的とみている。他の学校への感染拡大も現時点ではないという。

 クラスターの起因となった部活動については、寒さが厳しい年明けに生徒らが練習や食事などで長時間共に過ごし、その場の換気が不十分だった可能性がある-とした。学校は現在も冬休み中。再開時期については検討中だという。

 クラスター関係以外の青森市1人は20代男性で、昨年12月13日~今年1月12日まで九州地方への滞在歴があった。市は県外で感染したとみている。

 弘前管内の残る3人は、10代、30代女性、40代女性。30代女性は同管内の県立高校で発生したクラスターに関連する陽性者の濃厚接触者で、再検査で陽性が判明した。同クラスター関連は61人となった。10代は既に感染が確認されている人の濃厚接触者だが、40代女性は経路不明。

 八戸市の新規感染者は20代男性で、サッカーJ3ヴァンラーレ八戸によると、チーム所属の選手。

 市によると、男性は昨年12月25日から1月12日まで関西地域に滞在。同日に市販の簡易キットで陽性反応が出たため、PCR検査を受けた結果、14日夜に陽性が確認された。濃厚接触者は県外の知人数人。

 このほか三戸地方管内は20代男性で感染経路不明。関東に滞在歴があるが、感染との関係性までは確認できていない。