青森県弘前市は13日、新型コロナウイルス感染拡大を考慮して延期した本年度の成人式を3月21日に開催すると発表した。会場は県武道館主競技場の1カ所とし、1月開催で予定していた市民会館や市内ホテルなど3カ所での分散開催は取りやめる。新たな会場となる県武道館が5千人規模の収容が可能で、密集を避けながら式を開催できると判断したため。

 市生涯学習課によると、本年度の成人式の対象者は1655人で、1月の式には1150人が参加を申し込んでおり、13日中に出席申し込みをしていた人宛てに新たな日程をメールで連絡した。市ホームページでも新たな日程を周知し、1月の式を欠席する予定だった新成人も出席できるようにする。

 日程変更に伴う貸衣装キャンセル料の助成については引き続き対応を検討中という。

 市は分散開催を発表した昨年10月、出入り口で出席者の密集が懸念されることも会場を分ける理由の一つに挙げていた。市の担当者は今回の県武道館での開催について「会場が広いことから、受付に列ができたとしても距離をとりながら並んだり、受付の数を増やしたりして対応することができると考えている」と話した。