青森県は12日、新たに上十三保健所管内と八戸市で計2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも軽症で、感染経路は不明。県内の感染確認の累計は569人となった。

 上十三管内1人は20代女性で9日に発症。年末に東北他県に移動歴があるが、陽性者との接触までは確認されていない。濃厚接触者は同居人ら数人。

 八戸市は性別非公表の40代。軽症で宿泊療養中。本人の強い希望があり、県の公表基準に準じて性別を非公表とした。

 市によると、同市内の自宅に年末年始、関東在住の親族1人が滞在した。この親族は滞在中に38度台の発熱があったものの、受診しておらず、新型コロナに感染しているかどうか分からない。既に関東に戻っている。濃厚接触者等は同居人数人。

 県健康福祉部の奈須下淳次長は「県外からの移動者に関連して陽性が確認される県外由来や感染経路不明が多くなっている。密集や密接など感染リスクの高い状況を避けるなど、引き続き感染対策に留意してほしい」と述べた。

 12日はこのほか、県内の感染者にはカウントされない陽性者が1人確認された。県が発表した三戸地方管内居住の50代女性で、関東の保健所が感染を確認したため。

 県によると、この女性は年末年始に県内で接触があった関東在住の陽性者の濃厚接触者。関東に戻った後にその人の陽性が分かり、現地の医療機関が女性の検体を調べて陽性と判明した。女性の濃厚接触者は県内の知人ら数人。三戸地方保健所が検査を進める。