モデルの黒坂莉那(くろさかりな)さん(14)=本県南部地方在住=が、小学生向けファッション誌(し)「ニコ☆プチ」の専属(せんぞく)モデルを4月発売の6月号で卒業。「ニコ☆プチモデル」(プチモ)としてすごした約2年間をふり返り「ニコ☆プチのおかげで新しい自分に出会えた」と話しています。
−ニコ☆プチ卒業特集には「将来(しょうらい)の夢(ゆめ)は小児科(しょうにか)医」とありますね。
「お医者さんになるのは幼稚園(ようちえん)のころからの夢なんです。そのころは体が弱くて毎月のように入院していたので、主治医の先生にあこがれて、こんな先生になりたいなって。モデルの仕事は大好きだけどお医者さんの夢もあきらめたくないので、勉強もがんばると決めています」
−マイブームは?
「友達と手芸をすること。におい付きの袋(ふくろ)や部屋のインテリアを作りました。かわいいふせんを集めるのも好きで、小学生の時は集めるだけだったけど中学生になってからは勉強に使っています」
−ニコ☆プチでの2年間はどうでしたか?
「すごく楽しかったです。初めは先輩(せんぱい)プチモがきらきらしていて自分がその中に入っていけるのか不安でした。でも撮影(さつえい)をしてみると楽しくて、同期のプチモともすぐに仲良くなれました。ポーズも初めはできなかったけど、先輩を見て家で練習しました」
−黒坂さんは撮影の時は新幹線(しんかんせん)で通っているそうですね。
「初めは長時間の移動(いどう)がつらかったけど、慣(な)れてからは新幹線の中で勉強したりしています。東北はとてもいい所なので、みなさんにも来てほしいです。青森の自然を体験して、おいしい物を食べたら幸せになります」