着床前遺伝子検査で重要な役割を果たす胚培養士。受精卵の培養と細胞の採取を手掛ける。エフ.クリニックでは、胚培養士3人が、検査実施に向けトレーニングを続けている(エフ.クリニック提供)
胚盤胞に発育した受精卵。左側の塊が胎児になる細胞、外側の薄い細胞集団が胎盤になる細胞。着床前遺伝子検査は、この外側の細胞を採取して染色体を調べる(エフ.クリニック提供)

 青森市の産婦人科「エフ.クリニック」は、体外受精した受精卵を子宮に戻す前に染色体や遺伝子の異常を調べる「着床前遺伝子検査(PGT)」を実施する施設として2020年9月、日本産科婦人科学会(日産婦)の承認を県内で初めて受けた。県内の女性3人が検査の対象として登録を準備しており、現在行っている不妊治療が成功しなければ、新たに採卵した後、月内にもPGTを実施する。染色体異常がない受精卵を移植することで、妊娠率が向上し、流産する確率が下がると期待されている。

ここから先は、東奥日報本紙の定期購読者しかご覧になれません。定期購読者の方は「東奥ウェブ読者くらぶ」に登録して下さい。登録は「東奥日報デジタルポート」から