青森県は30日、新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市と八戸市で各3人。青森市の60~70代の男性3人はいずれもクラスター(感染者集団)が発生した市内の通所型介護施設の利用者または職員で、これまでに一度PCR検査で陰性となっていたが再検査で陽性となった。八戸市では、40~70代の男女3人の感染を確認。いずれも27日に陽性が判明した70代男性の同居人で、家庭内で感染が広がったとみられる。弘前保健所管内の県立高校で発生したクラスター関連で、30日の感染者発表はなかった。

 青森市によると、介護施設クラスター関連で断続的に感染者が確認されていることから、29日に症状の有無にかかわらず、16人の検査を実施。うち3人が陽性となった。残りの13人は陰性。現時点で陽性者3人の同居人、知人の計4人が、濃厚接触者等として把握されておりPCR検査を受ける。介護クラスターは15人に、関連を含めると計26人に増えた。

 東奥日報取材によると、八戸市で感染が確認された40代男性は八戸農協営農・経済本部(五戸町倉石)の職員。市保健所によると、職場関係者数人を検査中。

 弘前管内の学校クラスター関連では、県によると、これまでに約180人の検査が終了。約130人が検査中で1月1日までには結果が判明する見込み。

 県健康福祉部の奈須下淳次長は、弘前管内の学校クラスター関連の検査対象者数について「(積極的疫学)調査によって増えており、日々変動している」とし、さらに増える可能性を示唆した。

 県は、かかりつけ医などが休診となる年末年始に、発熱などのコロナ感染が疑われる症状が出た場合は、24時間対応の県コールセンター(電話0120-123-801)の利用を呼び掛けている。