青森県は22日、新たに青森市4人、八戸市1人の計5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市4人は、いずれも市内の通所型介護施設で発生したクラスター(感染者集団)の関連で、40~50代の男女。このうち50代男性と40代女性の2人は施設の職員または利用者で、ほか40代男女2人は同居人ら。クラスターは2人増えて8人に、同居人らを含む関連の感染者は計16人となった。

 新規5人はいずれも軽症で入院中。このうち八戸市1人は、60代女性で感染経路不明。県外移動歴もない。県内の感染確認は累計396人となった。

 青森市によると、50代男性と40代女性の介護クラスターの新規2人は、施設で12日に感染が確認された40代女性の濃厚接触者。2人とも15日の検査では陰性だったが、その後発熱や頭痛などの症状が現れ、21日の再検査で陽性と判明した。

 このほか関連する2人のうち1人は、新たに感染が確認された施設の50代男性と同居する40代女性。もう1人の40代男性は別の事業所の職員で、13日に介護クラスター関係者の検体を採取した際、サポート役として派遣されていたという。

 市は介護クラスターの接触者調査で、新たに同居人計5人を濃厚接触者として特定。介護施設のサポート役として派遣された数人と合わせて検査する。このほか検査で陰性だった濃厚接触者ら約90人については健康観察を続け、症状に変化がある場合など必要に応じて再検査する方針。

 八戸市によると、60代女性の濃厚接触者は勤務する市内事業所の同僚、同居親族ら十数人。女性は17日からせき、鼻水などの症状があり、20日まで出勤していた。同僚の1人に症状があり、欠勤しているという。市保健所は、これまで市内で発生したクラスターとの関連はないとみている。

 八戸市のパブ「Pax(パークス)」で発生した接待を伴う飲食店クラスターについては、21日までに濃厚接触者の健康観察期間が終了した。クラスターは従業員4人と利用客1人の計5人、同居人らを含めた関連の感染者は計9人。クラスターと判明した9日以降は新たな感染者が確認されていない。