マダコの大量発生や海水温の上昇など漁場環境の変化が懸念される陸奥湾で、ホタテガイの貝殻に付着する「サンカクフジツボ」が昨年から急増している。青森県は今秋の実態調査結果を受け、へい死率(ホタテが死んだ割合)の高さの要因として、フジツボとの関連を初めて指摘。漁業者の新たな悩みの種になりそうだ。