青森県は1日、新たに4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。居住地別では青森市2人、弘前保健所管内1人、上十三保健所管内1人。現時点で経路不明は弘前管内の30代女性1人。ほか3人はいずれも既に感染が判明した人の濃厚接触者として検査を受け、陽性が確認された。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「本日は経路不明1例だが、全国の感染状況では今後も一定数出てくる。今週、来週と推移を注視していく」と述べ、引き続き警戒を訴えた。県内の感染確認は累計299人となった。

 県によると、弘前管内の30代女性は県外移動歴がなく、発症14日前からの陽性者との接触も不明。ただ、感染が拡大する県外在住の人と県内で会食したことがあったといい、県はこの接触の際に感染した可能性があるとみて調査している。女性の濃厚接触者は同居人ら数人。

 会食での感染リスクについて大西医師は「飲食の際にマスクを外し、会話をするため、30分程度の短い時間でも感染が成立する。全国的に会食での感染が非常に多くみられており、注意が必要」と呼び掛けた。

 青森市の1人は30代男性で、11月30日に感染が確認された40代男性市職員の知人。もう1人は30代女性で、同じく11月30日に感染が確認された同市の30代女性の知人。いずれも県外への移動歴はなかった。

 市によると、30代男性の濃厚接触者は現時点で同居人3人と知人3人の計6人。30代女性の濃厚接触者は調査中としている。

 また、30日に青森市で感染が判明した5人の濃厚接触者21人については、全て陰性が確認された。市はその後の調査で、新たに32人を特定し、2人の陽性、12人の陰性を確認。残る18人の検査結果は、2日以降に判明する。感染者5人の感染源は依然不明。

 青森市職員関連では、1日午後5時半時点で新たに感染が確認された職員はいない。市保健部の浦田浩美部長は同日の会見で「(市役所内に)感染が広がる可能性は低い」と述べた。

 このほか、上十三管内で陽性となった30代男性は、県外で感染が確認された職場関係者の濃厚接触者。県外移動歴はなく、県内で接触したとみられる。男性の濃厚接触者は、県内の職場関係者十数人。