和歌山県串本町の樫野埼灯台およびエルトゥールル号遭難事件遺跡

 文化審議会は20日、1890年に和歌山県沖で沈没したオスマン帝国(現トルコ)の軍艦に関する「樫野埼灯台およびエルトゥールル号遭難事件遺跡」(同県串本町)など12件を史跡にするよう萩生田光一文部科学相に答申した。名勝と天然記念物にそれぞれ3件を指定することも求めた。

 エルトゥールル号は台風で遭難し、乗組員500人以上が死亡。生存者は樫野埼灯台を頼りに岸まで泳いだ。救助や遺品の回収に住民が協力し、日本とトルコの友好関係の礎になったとされる。船が衝突した岩礁地帯「船甲羅」や遭難者墓地、灯台などが史跡となる。

(共同通信社)
>> もっとくわしく読む