青森県や青森市は17日、新たに同市の40代女性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。女性は14日に感染が判明した同市の40代男性(感染経路不明)の知人で濃厚接触者だった。県は男性からの感染とみている。県内の感染確認は累計280人となった。

 新規感染の女性は軽症。13日からせきなどの症状があり、感染した男性の濃厚接触者として検査を受けたところ17日に陽性反応が出た。女性の濃厚接触者は市保健所が調べている。

 また青森市は17日、県外の医療機関で14日に感染が確認された同市の60代男性に関して、濃厚接触者に該当する同居人や職場関係者ら8人全員が陰性だったことを明らかにした。このほか職場関係者2人が新たに濃厚接触者と判断された。検査結果は18日以降に判明する。

 この男性は感染確認後、食欲不振や軽いせきなど軽症の症状があり、市内の医療機関に入院したが、市保健所によると17日時点で症状が中等症に悪化した。呼吸困難の症状がみられ酸素投与を受けているという。

 男性は9日に市内の医療機関で「上気道炎」と診断された後、自分の判断で県外医療機関に検体を送付し陽性が判明した県内初のケースだった。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「現状コロナ感染が広がっていない段階では、医療機関は検査ありきではないので(上気道炎は)あり得る診断」とした上で「今回のように本人がコロナ感染を疑う場合や、発熱症状でどこの医療機関を受診すればよいか分からない場合などは、まず保健所に相談してほしい」と述べた。

 このほか、仕事で訪れた五所川原保健所管内で16日に感染が判明した関東在住の20代男性について、県は17日、県内の知人や職場関係者ら12人のうち、5人が検査で陰性だったと明らかにした。同居人や知人ら残る7人は検査中。