ラフマニノフのピアノ協奏曲など名曲を演奏したプラハ放送交響楽団=22日夜、青森市のリンクステーションホール青森

 チェコを代表する名門オーケストラ「プラハ放送交響楽団」の青森公演(東奥日報社、青森朝日放送、東奥日報文化財団主催)が22日夜、青森市のリンクステーションホール青森で開かれた。同楽団との最後の日本公演となるオンドレイ・レナルト氏の指揮が織りなす流麗な調べを約1800人が堪能した。

 同公演は東奥日報創刊130周年を記念して開催。同楽団はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団と共に、チェコの3大オーケストラの一つに数えられ、高い評価を受けている。青森公演は2015年以来3回目となる。

 この日はスメタナの交響詩わが祖国より「モルダウ」で幕が開くと、続いてソリストのヴァディム・ホロデンコ氏が同公演のために会場に運び入れたイタリア製のピアノを弾き、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調を披露。このほかにドボルザークの交響曲第9番ホ短調「新世界より」を演奏した。美しい音色で奏でられる聴きなじみのある曲に、会場全体が酔いしれた。

 親子で鑑賞に訪れたという五所川原市の会社員飛嶋響さん(58)は「ピアノが素晴らしかった。ラフマニノフは聴き慣れているけど、新鮮な気持ちで聴くことができて、引き込まれてしまった」と感激した様子だった。