青森県は14日、新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。青森市の40代男性1人のほか、弘前保健所管内、八戸市をそれぞれ仕事などで訪れた県外在住の20代男性2人。県外から移動の2人は関東や関西在住で、それぞれ県外で感染したとみられる。青森市の男性は県外移動歴もなく感染経路が不明。県は3人とも、弘前市の飲食店を起点とした大規模クラスター(感染者集団)とは現時点で関係がないとしている。県内の新規感染者判明は3日ぶりで、感染確認は累計278人となった。

 県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「県外の2人はいずれも感染拡大地域を経由している。全国で右肩上がりに新規感染が増えているため、今後県内でも移動者の感染は増えるだろう。移動の際でも症状が出たら休むことを徹底してほしい」と注意を呼び掛けた。

 新規感染3人はいずれも軽症。このうち青森市の男性は9日に発症した以外、行動歴など調査中。これまでに判明した感染者の接触者ではないという。男性の濃厚接触者は現時点で1人。検査結果は15日以降に出る見通し。

 弘前管内で感染が判明した20代男性は関東在住。東北の他県に滞在中だった11日に発症し、翌12日に移動先の弘前管内で感染が分かった。県内の濃厚接触者は5人で15日以降検査する。県は移動の交通手段、濃厚接触者の関係性などを公表していない。

 八戸市で感染確認の20代男性は関西在住。市によると、10日に出張で同市を訪れ、11日に38度台の発熱、せきなどの症状が出たため、12日に同市内の医療機関を受診した。職場の同僚、同市の知人ら確認されている濃厚接触者7人は既に検査済みで全員陰性だった。男性が滞在した市内宿泊施設は消毒作業を行った。

 県内の感染経路不明の感染者は53人となった。