東奥日報社と東奥日報文化財団主催の「第74回青森県川柳大会」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため紙上形式で開かれ、青森市の三浦敬光(けいこう)さん(82)が、2度目の総合1位に当たる県知事賞に輝いた。特別選者に川柳公論社代表で、「川柳はいふう」主宰の16代尾藤川柳氏を迎え、全投稿者140人が特別選、宿題の合計点を競った。

 

 

 

 

 

 

【写真】三浦敬光さん

 三浦さんは、宿題「哀歓」の天位(笹田かなえ選)に選ばれた<九回の裏 泣いた笑った握手した>などを詠み、高得点を得た。40代半ばで川柳を始め、現在は八甲田川柳社同人で、川柳サークル「雪の会」会員。県川柳大会には38回大会(1984年)から参加し、54回大会(2000年)で初めて県知事賞を受賞した。
 「コロナ禍の中、選者の方が時間をかけてじっくり作品を詠んでいただいたこともあり、ことさらにうれしい」と三浦さんは笑顔を見せ「今後も、もう一人の自分と対話しながら、あまりかたく考えずに遊び心を持って川柳を作りたい」と話した。
 特別選(「調和」)の天位には、瀧尻善英さん(八戸)の<丹田に飼ってるアリとキリギリス>が選ばれた。
ほかの結果は次の通り。
 ◇総合
 2位 県議会議長賞 井上健蔵(東北)
 3位 県教育長賞 北山まみどり(黒石)
 4位 杉本心太郎(青森)
 5位 にじの真美(弘前)
 6位 田沢恒坊(青森)
 7位 三浦蒼鬼(黒石)
 8位 野沢省悟(青森)
 9位 瀧尻善英(八戸)
 10位 まきこ(青森)
 11位 髙橋星湖(むつ)
 12位 熊谷冬鼓(青森)
 13位 濱山哲也(つがる)
 14位 成田我楽(五所川原)
 15位 内山孤遊(弘前)
 16位 八木田幸子(南部)
 17位 丸山あずさ(宮城)
 18位 大黒谷サチエ(黒石)
 19位 守田啓子(青森)
 20位 鳴海賢治(つがる)

 ◇特別選
 地位 井上健蔵
 人位 内山孤遊