もうすぐクリスマス。お店やテレビなどでクリスマスソングを耳にする機会が増(ふ)えてきましたね。三沢市公会堂で4日、米軍基地(きち)のある三沢ならではの「日米クリスマスコンサート」が開かれ、約500人が一足早くクリスマス気分を楽しみました。
市中央公民館の事業で今年が15年目です。市内の小学校や幼稚園(ようちえん)・保育(ほいく)園、米軍基地内のソラーズ小学校など8団体(だんたい)約200人が出演(しゅつえん)し、日本語と英語で各団体が紹介(しょうかい)されました。
クリスマスツリーが飾(かざ)られた舞台(ぶたい)に「メリークリスマス!」と最初に登場したのは、上久保ダンスバトンクラブと上久保小吹奏楽(すいそうがく)部。同クラブの其田鼓雪(こゆき)さん(12)、蛯名彩日(あやか)さん(12)、高橋真理さん(12)、松本真希さん(11)が「見ている人が楽しめる演技(えんぎ)ができるよう、みんなで協力して頑張(がんば)っています」などとあいさつ。「サンタクロースがやってくる」の曲に合わせ、椅子(いす)に座(すわ)ってラインダンスを演じました。
三沢少年少女合唱隊は、ハンドベルで「星に願いを」などを演奏(えんそう)し、澄(す)んだ声で「サンタが町にやってくる」などのハーモニーを響(ひび)かせました。最後は会場のみんなで「ジングルベル」を歌いました。
歌やタンバリンを披露(ひろう)した岡三沢こども園の藤田蒼月(あづ)ちゃん(6)は「緊張(きんちょう)しないでうまく歌えました。いろいろな演奏を楽しく聴(き)けました」。三沢を拠点(きょてん)に活躍(かつやく)する声楽家・山上里美さんと一緒(いっしょ)に「ホワイトクリスマス」を歌った、米国人ジェシカ・ダクパノさんは「みんな楽しんでいて、クリスマスが近づいてきたような気がします」と笑顔(えがお)で語りました。