弘前市教育委員会は29日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために11月1日まで臨時休校としている市立小・中学校の段階的な再開を決めた。2日は午前授業で給食後に下校とし、祝日明けの4日から通常授業を行う。

 29日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で明らかにした。桜田宏市長は市民に向け「再開後、児童生徒や保護者がPCR検査対象になるかもしれないが、個人を特定する行為や、検査や感染に関する情報の発信は控えてほしい」と強調した。

 給食の際は当面、全員の机・椅子を黒板に向かって配置し、なるべく会話を控えるよう、あらためて求めた。部活動・スポーツ少年団の活動は、感染防止対策などが整い次第、再開できる。

 2週間の休校による学習への影響について、吉田健教育長は「休校中も課題を出し、出校日を設けていたので、これから学校行事を精選する中で取り戻せると判断している。現段階で大きな遅れはない」と述べた。

 なかよし会や児童クラブなどは、2日は給食終了後から、4日以降は通常通りの時間で開設する。ただ、市内の感染状況が収束していないため、原則として3年生以下の児童で、必要な場合に限り、最小限の利用時間にとどめる。