青森県が26~29日に青森市の県自治研修所で予定していた、県や県内市町村の新採用職員対象の研修会を延期していたことが28日分かった。県内での新型コロナウイルス感染拡大を受けた対応だという。同研修所では11月も同様の研修などを予定していたが、当面延期とし、再開時期は今後判断するとしている。

 県人事課によると、延期は25日に判断した。参加を予定していた約70人には同日から連絡を試みたが、間に合わず、26日に研修所に来た人も数人いた。

 秋季の新採用者研修は10月以降、複数回に分けて日程を設定。弘前保健所管内を中心にコロナ感染が急拡大したさなかの20~23日にも開催し、同保健所管内を含む約80人が参加していた。

 古川朋弘人事課長は取材に「重要な研修であり、感染防止対策を徹底する中で実施してきたが、感染拡大が継続する現状を踏まえ、受講者の安全確保などに万全を期す観点から判断した」と述べた。

 県は11月1日までの間、弘前市で開催予定の県主催行事は延期または中止、オンライン開催にすると決定。このほかの地域では特段制限していないが、28日は青森市内で今後開く複数の一般向けセミナーや研修会の中止・延期を発表した。