青森県弘前市の飲食店クラスター(感染者集団)を起点とした新型コロナウイルスの感染急拡大が止まらず、県内の医療体制の逼迫(ひっぱく)が深刻化している。クラスター関連とみられる感染者は、初確認の12日から27日まで16日間で168人となり、受け入れ病床使用率は27日現在で31%。政府の分科会が「ステージ3(感染急増)」の指標の一つとして示す「25%以上」を既に上回っている。さらに入院など調整中41人の多くが今後入院すると、危険水域の40%を超える見込み。

 県内のコロナ感染者は、3月23日の初確認から今月2日の感染確認まで、およそ半年で累計37人にとどまっていた。それが弘前のクラスターで12~17日のわずか6日間で63人増え、累計100人に。その後も18~27日の10日間でさらに105人増え、累計200人を突破した。