青森県は25日、24日に公表した新型コロナウイルス新規感染者の中に、弘前保健所管内の介護施設職員1人が含まれていることを明らかにした。一方、平川市の社会福祉法人・三笠苑は25日、同法人が運営する同市の介護老人保健施設「三笠ケアセンター」の職員1人が新型コロナに感染したとホームページで発表した。県は施設の具体名を公表していないが、複数の関係者によると両者は同一施設。県が職員の濃厚接触者を調査しているが、県担当者は「PCR検査の対象は100人を超える可能性がある」としている。

 同法人によると、陽性となった職員はクラスター(感染者集団)が発生している弘前市の飲食店「シャモン」を利用した感染者と接点があった。職種は公表していない。

 県によると、25日の県内新規感染者は40~60代の女性3人でいずれも飲食店クラスター関連。このうち居住地調査中の2人は、院内感染が確認された弘愛会病院(弘前市)職員。病院クラスターは計13人となった。県は職員、入院患者約200人全員を再検査する方針で、25日午後8時現在、80人超の検査を終え、2人以外は陰性だった。

 新規感染者のもう1人は五所川原管内で、飲食店利用客の同居人。

 また、24日に県内2例目の3次感染として公表した新規感染者1人について、県は重複集計していたと明らかにした。同時期に抗原検査とPCR検査を受け、いずれも陽性だった151例目の70代女性を誤って別人物として集計していた。

 この重複分を差し引くと、25日午後8時現在、飲食店クラスターは計70人(客49人=県外で感染確認の4人含む、従業員21人)、2次感染などの関連を含めた感染者は計145人。県内の感染確認は累計178人となった。