個性豊かな作品が並ぶ「県展2020」の会場

 第61回青森県美術展覧会「県展2020」(県文化振興会議主催)が22日、青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホールで始まった。絵画や写真、書道、工芸などの力作258点が並ぶほか、小中学生の作品も展示している。26日まで。

 今年は204点の応募があり、全点が入選。この中からグランプリ3点、特選7点、優秀賞11点、奨励賞25点が選ばれた。今回から会期を前後期に分けず、全部門を一度に展示。入選作品に加えて招待・賛助作品も並ぶ。小中学生のキッズ・ジュニア部門は入賞・入選した書道や絵画など63点を展示している。

 会場には、人物の表情や風景を丁寧に描き込んだ絵画、祭りの迫力や自然の美しさを切り取った写真、躍動感のある書など個性豊かな作品が並び、来場者がじっくりと鑑賞していた。3枚組みの写真「水の洗礼」でグランプリを受賞し、会場を訪れた鶴田町の秋庭隆貢(りゅうこう)さん(64)は「岩手県の水かけ祭りを題材に、光の演出を大切にした。北東北の伝統行事を撮影し、後世に残していきたい」と話した。

 同展は午前10時から午後4時半(最終日は午後1時)まで。入場無料。25日に同ホールで表彰式が行われる。