津軽地方の小中学生15人が8月、カメラを手に、推定樹齢700年以上のアカマツを目指して、青森市浅虫の馬場山国有林の森を散策(さんさく)しました。撮影(さつえい)した写真の一部が3日から、同市の県観光物産館アスパムで展示(てんじ)されます。そこで参加者に、お気に入りの一枚(いちまい)を紹介(しょうかい)してもらいました。
光を浴びて輝(かがや)くクモの巣、さまざまな色や形のキノコ、高さ28メートル、幹回り6.6メートルという圧倒的(あっとうてき)な存在感(そんざいかん)を放つアカマツ…。子どもたちは2時間以上の道のりを夢中(むちゅう)になって「宝物探(たからものさが)し」に走り回りました。
散策ツアーは、同市のNPO法人おどろ木ネットワークが、普段(ふだん)気に留(と)めていなかった自然の素晴(すば)らしさに気づいてほしい−と、今年制定(せいてい)された山の日を記念して開催(かいさい)しました。
展示(てんじ)は6日まで開かれています。