青森市の狂言愛好者らでつくる「青森万水会」(川村倖一代表幹事)は設立60周年を記念し、9月6日、同市の東奥日報新町ビルで「親子狂言ワークショップ」を開いた。東京の稽古場とビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」でつなぎ、参加者はモニター越しにプロの狂言師による演技を鑑賞後、基本動作を教えてもらい楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 


 

【写真】内藤さん(モニター画面の左)と深田さん(同右)がオンラインで指導する所作に挑戦中の子どもたち

 東奥日報文化財団の「こどもの文化事業助成制度」と青森市助成事業の補助金を活用して実施。東奥日報社の女性倶楽部「女子○(ジョシマル)」会員らを含む親子計20人が、会場のほか自宅からオンラインで参加した。講師は10月14日に青森公演を控える万作の会の狂言師・深田博治さんと内藤連さんが務めた。
 深田さんと内藤さんは、盗みに入った男を家の主人がからかう演目「盆山(ぼんさん)」を披露した後、登場人物が自己紹介する「名乗り」や落雷など狂言の所作を指導。子どもたちは深田さんらの声や動きを一生懸命まねていた。家族4人で参加した青森市の中村君代さん(42)は「青森ではなかなか見る機会のない日本の伝統文化を子どもに体験させられて良かった」と笑顔で語った。