縮小版の採火式でたいまつを持つ児童=17日午後、和歌山県広川町

 和歌山県広川町で17日、恒例の「稲むらの火祭り」開催が新型コロナウイルスの影響で来年に見送られたことを受け、縮小版の採火式が実施された。稲むらの火祭りは、江戸時代の安政南海地震(1854年)で津波から村人を救おうと、稲わらに火を付けて高台に導いた実業家浜口梧陵の故事にちなみ、2003年から地元の実行委員会が毎年実施してきた。

 雨の中、広川町役場で開かれた採火式では、みこがたいまつに点火。その後、地元の小学生11人が交代でたいまつを持ち、高台にある神社まで約2キロの道のりを歩いた。小学6年の山本愛謝さん(11)は「これからも防災の勉強をしたい」と話した。

(共同通信社)
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