みなさんが通う学校は何という名前ですか?
弘前市と八戸市には同じ「桔梗野(ききょうの)」という名前の小学校があります。名前が同じという縁(えん)で、弘前市の桔梗野小6年生が1日、八戸市の桔梗野小を訪(おとず)れ、同校の6年生と交流しました。児童たちはお互(たが)いの学校や地域(ちいき)について紹介(しょうかい)し合い、同名校としての絆(きずな)を深めました。両校は今後もオンラインを活用した交流を続けるそうです。
交流会は、新型(しんがた)コロナウイルスの影響(えいきょう)で、弘前の桔梗野小が修学(しゅうがく)旅行の行き先を変更(へんこう)し、八戸市を訪れたことで実現(じつげん)しました。弘前からは児童48人、八戸からは54人が参加しました。
最初に弘前の桔梗野小が「岩木山」「ねぷた」など、弘前地域の情報(じょうほう)をクイズや囃子(はやし)の演奏(えんそう)を交えながら紹介。同校出身で、プロ野球西武ライオンズの外崎(とのさき)修汰(しゅうた)選手のサイン入りユニホームも披露(ひろう)しました。
続いて八戸の桔梗野小も、学校行事や人気の給食などを紹介。その後は、両校が一緒(いっしょ)に鬼(おに)ごっこやじゃんけん大会などのレクリエーションを楽しみ、児童らに笑顔(えがお)が広がりました。
訪問(ほうもん)の記念に、弘前の児童から八戸の児童にせんべいが贈(おく)られました。せんべいには、弘前の桔梗野小が昨年創立(そうりつ)70年、八戸の桔梗野小が来年創立70周年となることから、「70年 未来につなぐ 桔梗野小」とメッセージが記されました。
代表してせんべいを受け取った八戸の桔梗野小の白板(しらいた)旺次朗(おうじろう)君は「弘前のみなさんが準備(じゅんび)してくれたゲームが楽しかった。ぜひまた交流したい」と話しました。