9月7日(日本時間8日)開幕(かいまく)のリオデジャネイロパラリンピックを前に、パラリンピックで行われる競技(きょうぎ)を体験する催(もよお)し「第3回ふれあいフェスティバル」が8月14日、弘前市のヒロロで開かれました。来場した子どもや大人が三つの競技に挑戦し、障(しょう)がいのあるアスリートが競(きそ)うスポーツに理解(りかい)を深めました。
知的障がいのあるアスリートの競技会「スペシャルオリンピックス(SO)」の開催(かいさい)に関わっている本県の団体(だんたい)「SO日本・青森」の、第3回ふれあいフェスティバル実行委員会(石田陽基(はるもと)委員長)が主催しました。
夏季パラリンピック22競技中、「車いすバスケットボール」、床(ゆか)にすわってプレーする「シッティングバレーボール」、球を投げたり転がしたりして目標に近づける「ボッチャ」の3競技を紹介(しょうかい)。参加者は、車いすバスケではシュートの難(むずか)しさを、シッティングバレーでは座(すわ)ったまま動く大変さを感じていました。
ボッチャを簡単(かんたん)にしたゲームを体験した弘前市の有馬悠葵(はるき)君(6)は「球が当たるのが楽しい」とにっこり。大館市から来た小学生は「球をあまり強くしないで転がすのが難しい」と話していました。
このほか、スペシャルオリンピックスを広く知ってもらおうと、実行委などの50人ほどが、弘前市の駅前地区、土手町、弘前公園周辺で「トーチラン」(聖火(せいか)リレー)を行いました。